One for All, All for One

 
   
       
    三軒茶屋ブルーシャトウの出演に会場は大盛り上がり
       エレキベース演奏&こだわりのMCは マーク秋山さん


 

 コンサート・プロジェクトの報告第4弾は、GS(グループサウンズ)の代表格ジャッキー吉川とブルーコメッツの
 トリビュートバンドとして活動中の三軒茶屋ブルーシャトウのライブを取材しました。
 この三軒茶屋ブルーシャトウでエレキベースとMCを担当するのはマーク秋山(秋山雅一)さん

 秋山さんは在籍中、オンソフト制作室~ヤマハミュージックメディアにて、楽器用ソフトの企画制作、出版物の
 編集等の職務で活躍されていました。

 9/1(土)は、お店の10周年記念イベントで午前11時から夜23時までのぶっ通しライブの開催日。
 人気バンドは後半に登場する?のかプログラム18組中の16番目、21時から出演すると聞き、プロジェクトの
 メンバーのくろさんと、私すー、の2人は、早めに席を確保する為、JR御徒町駅から上野繁華街へ向かい、19
 時半にライブハウスのあるビルに到着しました。


           
◆ビル5Fの入口外の階段には次の出演バンドが控えていた

 会場はビルの5階、楽屋みたいに犇めくバンドマンを掻きわけてライブハウス内に入る。
 25席ある客席はほぼ満席状態。 この日は午前中から1バンド入替込みで40分の演奏が続いていた。バンドの
 入替り時に客が席を立たない限り座れない。
 お目当ての三軒茶屋ブルーシャトウの出番までにはまだ1時間半あるが、上手い具合にちょうど空いた椅子に
 座れた。 でもちょっとトイレに席を立ったら、椅子を取られちゃいましたね。

     
 地元の5人組バンドは得意の昭和歌謡を歌う          こちらのバンドはオリジナルのブルース・ロックを演奏した

 2つ前は、昭和歌謡を得意とした地元のバンド。1つ前はオリジナルのブルース・ロックバンド。
 どちらもバラエティに富んだ演奏をして、待ち時間を楽しませてくれた。
                                            さあ、三茶BCが出てきたよ!


 
◆白いスーツ姿の三軒茶屋ブルーシャトウの5名が入場してきた

 このバンドは今年がちょうど結成10年目、メンバーも変えずに元祖ブルーコメッツの
 ナンバーだけをこだわって歌い演奏する、ブルーコメッツのトリビュートバンドだ。

  
  演奏前のリラックスした笑顔に、余裕がうかがわれた

 
 オープニングのテーマ曲に続き、♪青い瞳 の演奏が始まった
 
  ♪青い瞳 の次は ♪青い渚   青い色にこだわったタイトル曲が続いた

 
 


 この日はハウスの10周年
 記念のイベント開催日

  
 店内には10周年を祝う
 プレートも







 
演奏の前後に、こだわりのMCを
入れた秋山さん



 

 
◆ ブルー・コメッツご本家のイメージが重なる

   
 Sax・Fl はヤング山崎、EGはビーバー兼子             ブルコメ曲に欠かせないKBを弾く、いのたん井上(右)

     
 ステージでSaxのヤング山崎の陰に隠れたEBのマーク秋山   EGのビーバー兼子に後ろに隠れたDrのジャッキー小澤

 三軒茶屋ブルーシャトウも結成して丸10年、不変のメンバーで演奏を続け今回が114回目だというから
 すごい。ご本家のブルーコメッツより活動期間が長いのでは?


 


◆ドラムとエレキがリズムを刻む”青いシリーズ”の曲が続いた後は、
 フルートの甘い音色が響くバラード曲、どこか歌謡曲の雰囲気が?
 

   
 ♪すみれ色の涙、は岩崎宏美の歌でご存知かも?   ♪甘いお話、ではKBいのたん井上がフルートを吹く
  実はブルーコメッツがずっと前に歌っていた       この曲は、ブルーシャトーのB面に入っていた

  お待ちかねの♪ブルーシャトウ   16ビートのドラムに続く、イントロの旋律でわかりますね
 
 ♪ブルー×6回のコーラスでフルートが宙に舞うと、客席も大盛り上がり

      
      ヤング山崎がエビ反り姿でSAXを吹く、ウエスタンカーニバルの演奏を連想させているのかも

 
 ジャッキ―小澤のDrソロにメンバー4人が退いたが、マイクスタンドは動いてくれなかった、残念

 演奏を終えると、客席から黄色い歓声と、暑かったでしょうとうちわの風が…

 
 

 
店の壁に飾ったギターは本物

 グループ・サウンズはエレキギター・エレキベースとドラムにキーボードを加えたグループバンドで、ボーカル・バックコーラスも自らのバンドで行うイメージがあります。その中でブルーコメッツは管楽器が入っている点でユニーク。

その定義はともあれ、楽器を弾きながら歌うこと、仲間と一緒に演奏をすること、そんな楽しさを当時の若者に教えた点で大きな役割を果たしたといえましょう。

その当時のGSの曲を聴いたり歌ったりすれば、若返ることまちがいなし。






 
   EBを演奏する秋山さん



このバンドのHPにはブルーコメッツのメンバーと一緒に写っている写真もありました。
 こちらを見て!


 
三軒茶屋ブルーシャトウ
     クリック ↑


三軒茶屋ブルーシャトウが
TV出演した時のお宝映像が
こちら
   2007年TV出演映像

    クリック ↑


 
 

 
◆ブルーコメッツを始めグループサウンズは山ほどあった・・・ でも、
 三軒茶屋ブルーシャトウはブルーコメッツの曲しか演奏しないらしい
  
 
   バンドのメンバーは全員ブルーコメッツ・ファンクラブの会員
 だそうです。
 ブルーコメッツは、♪ブルーシャトウでレコード大賞を獲った
 バンドで、紅白歌合戦にも3年連続出場していました。 

 
 演奏を終えて客席にお礼のご挨拶、満面の笑顔がよかったですね


 
秋山さんの音楽活動や日本語研究など現在力を注いでいることがMARK
 AKIYAMA
こだわり倶楽部 に掲載されています。
 東日本ヤマハOB会ホームページのリンクのページより入場できますので、
 是非一度ご覧ください。

   
 45回転/分のドーナッツ盤  A・B両面のカラージャケットだった

 
 G
GSは大好きでしたね、ビートルズの来日が1966年
 そのすぐ後くらいからGSが流行り出したんじゃないかな?
 エレキギターのテケテケサウンドと長髪にミリタリールック、
 動物名のバンドが次々に現れて、ブームになりましたね。

 そんな中、ブルーコメッツは長髪・ミリタリーではないグルー
 プで、大人のバンドという印象がありました。

 猛暑と人の熱気でハウスのクーラーも効かない中、スーツ
 姿で熱演してくれた三軒茶屋ブルーシャトウの皆さん、取材
 に協力戴き有難うございました。 こだわりの演奏を、今後も
 続けて欲しいと思います。お疲れさまでした。

        2012.9.22. 撮影・HP編集:須田昭孝 
 

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