心にしみわたる音楽、それはアメリカ南部・デキシーランドへの憧れであり、アメリカルーツミュージックへの回帰とも言えるのではないでしょうか。
今日は、そんなアメリカデキシーへの「ノスタルジック」な想いに浸る「カントリーミュージック・ライブ」のひと時なのです。
本番前のリハーサルから立ち会いました。2組のバンド出演があり、今日の主役である「THE DRIFTING SIXTIES」は3人編成のバンド、音楽的由来するものはカントリーソングの故郷「テネシー州ナッシュビル」、ここがカントリーの聖地であることは言うまでもなく、時は1920年代、ザ・グランドオールオプリというラジオ音楽番組から、ハンク・ウィリアムス、ウィリー・ネルソンといったカントリーミュージックのスターが登場、また後にはアメリカいや世界にその名を轟かした“キング・オブ・ロックスター”エルヴィス・プレスリーの出現、そんな時代のカントリーソングなどを歌い上げるバンドなのです。約1時間半のリハーサルは、バンドとしてのキャリア・チームワーク万全なる風景であった。
いよいよ本番、会場はすぐに満席で更にスペースを作り観客席を用意するという大盛況ぶり。
オープニングはカントリーのオールドタイムミュージック「ハンク・ウィリアムス/She Knows When You’re on My Mind」、カントリーソングの名曲がズラリ、goodな選曲である。観客も名曲・名演奏により「ノスタルジック」な思いの中、酔いしれるように“青春の光と影”への時代にタイムスリップしたのではないでしょうか。
最後の曲、「ウィリー・ネルソン/On the road again
」とても素晴らしかった。
磯川和彦 記
THE DRIFTING SIXTIES のライブ熱演中
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